劇団四季

【四季】『オペラ座の怪人』(2018) 感想 〜ベテラン勢キャスト、千秋楽間近の熱い舞台!

いよいよ千秋楽が迫ってきた、「オペラ座の怪人」京都公演。千秋楽間近の公演を観劇してきました。

✴︎5月18日 13時半 1階Q列 京都劇場

キャストがベテラン勢で、本当に素晴らしい舞台でした。ファントム:佐野正幸さん、クリスティーヌ:苫田亜沙子さん、ラウル:北澤裕輔さんのお三方!

◼︎苫田亜沙子さんのクリスティーヌ

表現力がともかく素晴らしい!「Think of me」ではクリスティーヌのピュアさが出ており、歌唱力が劇場を包み込むようで圧倒された。この曲は冒頭のか弱い感じと、その後オペラ座を背負うプリマドンナとしての対比がかなり重要で、正直冒頭の方はわざとらしくなりがちだけれど、クリスティーヌの不安な感じがダイレクトに伝わってきた。

そして「All I ask of you」では、ラウルとの幸せな気持ちがこちらにも伝わってきた。最後に、一番大好きな「The point of no return」。ここの苫田さんの色っぽさ、最高だった!冒頭でのか弱いクリスティーヌを見ているから、短い時間の中でクリスティーヌの成長を感じることができた。

苫田亜沙子さんのクリスティーヌは、もう完成形に近いのではないかなと思った。もう成長が見込めない「完成形」ではなくて、これからもどんどん進化するだろうけれど。表現力は申し分なく、2時間45分の中でのクリスティーヌのファントムへの思いを含め、彼女の「芯の強さ」が作られる過程を見ることができ、本当に素晴らしいクリスティーヌ。

◼︎佐野正幸さんのファントム

大好きな佐野ファントム!私は佐野さんのファントムを見るのが2回目なのだけど、1回目で見て大好きになった。幼少期の経験から、愛に異常なほど固執する、その「狂った」感じが最高だし、ラストのクリスティーヌにキスをされた時の表情は彼の中で色々と感情が渦巻いているようだった。

□あとがき

映画も10回くらい見たし、前の名古屋公演も何回か見ているのだけど、やっぱり思うのは各登場人物の哀しみが渦巻いていて、色褪せない作品であるということ。今回は本当に主要3役含めて素晴らしい完成度で、素晴らしい舞台をありがとうございました!