宝塚-月組

【月組】『エリザベート』(2018) 感想

月組公演『エリザベート』を観劇しました。9月22日より代役での公演でしたが、それを微塵も感じさせない最高の舞台でした。

9月23日 11時 2階12列 宝塚大劇場

◼︎愛希れいかさんエリザベート

今回のエリザベートは、トップ娘役である愛希れいかさんの退団公演。愛希れいかさんことちゃぴのエリザベートは、母性を感じさせる場面がすごく印象的だった。ルドルフとの場面と、精神病院の場面である。冒頭から少女のエリザベートを見ているからこそ、ルドルフやヴィンディッシュ嬢とのお芝居の場面は、エリザベートが3時間の上演時間の中で重ねた年月を感じることができた。

また「私だけに」は圧巻の歌声だった!あの大きい宝塚大劇場を歌声で包んでいて、エリザベートの自由に対する思いが溢れんばかりに出ており、とても素晴らしかった。

◼︎暁千星さんルドルフ

宝塚のルドルフ役はダブルやトリプルでキャストが組まれることが多く、演じる人によって役作りが違うので、非常に面白い役だなぁと感じる。暁さんルドルフは高貴さも持ち合わせながら、エネルギッシュなルドルフで、ルドルフの革命運動に対する真っ直ぐな思いが伝わってきて、とても良かった。

暁さんは、ダンスがお上手な方でダンスの場面は見応えがあり、加えて歌を聴いた時にびっくりした。真っ直ぐで、劇場を包み込んでいた。ルドルフの持ち前の高貴さはもちろん、スター特有のリーダーシップ感がある歌声。この役を見て、やっぱり暁さんは真ん中が似合う人だなと感じた。ルドルフって2幕からの出番なのにすごく印象残すなーと思っていたけど、実際作品の中では自由を求める主人公がエリザベート→ヴィンディッシュ、ルドルフになるからなのかな。

◼︎あとがき

舞台を観劇して何年か経つけど、お芝居の違いだったり、ダブルキャストの醍醐味を感じることができた。私は、明日海りおさんトートの花組エリザベートのCDを聴きまくっていたので、音楽の違いだったり、台詞の間がもう体に染み込んでいる。そのため、今回月組のエリザベートを見て、違いが色々と分かって楽しかった。