東宝

【東宝】『ジャージー・ボーイズ』(2018) 感想

ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」観劇しました!初演は東京のみで行けず、再演をずっと待っていた作品です。今回観劇できて本当に良かった!

★10月27日 17時 3階2列 新歌舞伎座(Team BLUE)

私は2018年の夏にブロードウェイ版を見ており、その劇場は300席くらいだった。そのことが頭にあったので、新歌舞伎座という大きな劇場で上演されると知り、どうやって演出するんだろう?とワクワクしていた。

劇場に入ると、3階先の真向かいの高さまであるセット。テレビの映像が映る画面。これらの仕掛けで大きな劇場に対してもインパクトが失われないような作りになっていた。また、バンドの方がセットの2階の上手側で演奏されていた。最後の方、バンドの方が画面に映っていて、とても楽しそうに演奏されていたのがこちらまで嬉しくなった!演奏者は裏方として紹介されることが多いので、同じ演者として紹介される作品は珍しい。また、盆の使い方もとても印象的だった。表舞台に立つ登場人物たちの、表舞台と舞台裏が効果的に演出されていた。

そして、The Four Seasonsならではのハーモニー!当初、4人がスポットライトを浴びて歌っている時、歌っているのは4人だけかと思っていた。でもよく見てみると、カンパニー全体で歌っている。フランキーのパートも、曲によっては2人で歌っていたので驚いた。「4人が歌っている」と見せるのは本当に難しいことで、音程が少しでもずれていたらすぐ分かってしまう。それが分かるからこそ、カンパニーの信頼度や、作品に対する出演者の熱い思いを知ることができた。

そして、最後のフランキーのセリフがずっと心に残っている。「グループ結成当初、街灯の下で歌った時が最高の瞬間だった。」私はここ数十年楽器を続けているのだが、なぜ続けられるのかと考えた時、答えはこのセリフにある。音楽をやっていると、自然と心が通じるときがあって、それが嬉しくて、楽しいのだ。音楽の素晴らしさを改めて教えてくれた作品は、私にとって大切な作品となった。

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作品はとても素晴らしかったのだが、座席のため、中央が見えなかったのが残念だった。新歌舞伎座の3階席は、5列目だとクッションがあり、そのおかげで見える範囲が広がった。だが、今回私が座った席は2列目でクッションがなく、見切れが発生。それ込みの値段だと思うのだけど、かなり悲しかった…。けれど、作品は素晴らしく、最後はライブに参加しているようで、楽しい観劇となりました。また上演されることを祈っています。

画像は、新歌舞伎座サイトより拝借いたしました。