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【九劇版】『SMOKE』(2019)感想

浅草九劇版『SMOKE』観劇しました!舞台を四方に囲むセットの中、西側の一番前で観られて、とても贅沢でした。

★8月15日(木)14時 EブロックA列

私が観た回は、超:大山真志さん、海:木内健人さん、紅:池田有希子さんでした。

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先月にもキャスト違いで観劇したこの作品。前回は予備知識無しで観たので、今回は、より3人の関係性を理解しながら観ることができた。「社会派作品」、「小劇場×生演奏」、「歌と歌の殴り合い」という私が好きな要素が詰まった大切な作品。そして、この日は終戦記念日。日本が韓国を占領していたことを忘れないようにしたい。

まず、開場してびっくりしたのが、舞台と客席の近さ。私が一番前だったこともあり、超がお水を飲むシーンなど、文字通り「目の前」だった。その近さだからこそ、三重奏は迫力がとてもあって、耳が本当に贅沢だった。ここまで近くで観たことがなかったので、一生の思い出となった。終演後は、久しぶりに感じる良い意味での疲労感。100分はあっという間だけれど、濃密な時間を過ごすことができた。

超の大山さんは、その体格の大きさからまず迫力があるので、冒頭の創作の苦しみを表すシーンとのギャップが印象的。そして、海の木内さん!私は『タイタニック』などで拝見していたのだけれど、登場時間が長い役を観るのは初めてだった。海の少年の無垢な姿、中盤の成長した姿まで、本当に素敵だった。超とのデュエットでは、ユニゾン(音程が同じところを歌うこと)もあったけど、素晴らしいハーモニーだった。この作品は「海」の物語で、だからこそ木内さんの海を観られて良かった!

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大好きな作品を、近くで観られるというこの上ない幸せ。また韓国でも再演してほしいし、そのためにも韓国語をもっと勉強したいと思います。