韓国ミュージカル

【韓国】『어쩌면 해피엔딩(もしかしてハッピーエンディング)』(2019) 感想

『어쩌면 해피엔딩(もしかしてハッピーエンディング)』観劇しました!「これは絶対に見たい!」と思っていた中、再演があると知り、今回の遠征を決めた作品。お話も素敵で、音楽も大好きで、本当に大好きな作品です。

★1月3日 20時 デミョン文化工場 ヴィヴァルディパークホール 2階P列

■感想

この作品の作曲者は、Will Aronsonさんという方。彼の作る音楽は、優しく、哀しい音楽で、何回でも聴いていたい音楽。生演奏で聴くことができて、本当に良かった。

어쩌면해피엔딩(もしかしてハッピーエンディング)』より「My Favorite Love Story

下記URLは、Will Aronsonさん作曲の別作品の曲で、特にイントロが最高なので、ぜひ聞いてほしい。

ミュージカル번지점프를하다(バンジージャンプする)』より「그게나의전부란

また、劇中の音楽は、歌、ピアノ・弦楽器、そして打楽器で構成されている。ピアノの方は、ピアノ+コーラス+指揮、と何役もされていたのにはびっくり。そして、お衣装が素敵だった!オリバーはイエローとネイビー、クレアはピンクとグリーンのお洋服で、すごく可愛かった。セットも未来的でありながら、Bill EvansやJohn Coltraneが出てくるなど、どこか懐かしくて素敵なセットだった。

そして、この作品が好きな理由は、やはり非日常に連れて行ってくれるからだと思う。現実世界にはないのかもしれないけれど、存在してほしい絆、友情、恋愛。それらがキュートに描かれていて、観ている間、夢の中にいるようだった。そう考えると、「ソウルメトロポリタンシティ」「ヘルパーロボット」という現実にはない設定が、物語の中で重要な意味であることが理解できた。

特にオリバーとジェームズの過去のシーンは、「主人とヘルパーロボット」という、下手すれば悪い関係になりそうなところを、仲睦まじく描いていたのが印象的。他にも、オリバーとクレアの恋愛初期は少女漫画を読んでいるみたいでドキドキしたし、その過程を知っているからこそ、終盤は、登場人物と同じく悲しくなってしまうのだった。

■あとがき

この作品を見て、素晴らしい作品であることに感動し、そしてあと何回こんなに素敵な作品に出会えるのだろう…と悲しくなった。それくらい、今まで観てきた中でとても大好きな作品。やはり個人的な好みとしては、『ダディ・ロング・レッグス』のような少女漫画的・小劇場・演奏者が5人程度、というのが分かったので、もしそんな作品があれば積極的に観に行きたい。