宝塚-星組

【星組】『ロックオペラモーツァルト』(2019)感想

星組公演、『ロックオペラモーツァルト』観劇しました。改めて、礼真琴さん・舞空瞳さん、トップ就任おめでとうございます!

★11月24日 16時半 梅田芸術劇場メインホール 3階5列

モーツァルトを描いた作品には、東宝で上演されている『モーツァルト!』があるけれど、また違った視点でモーツァルト自身を捉え、また曲調もロックに変わっていることで、全然違う作品になっていた。『モーツァルト!』は天才だからこその苦しみなど、モーツァルトの持つ才能に焦点を当てた作品だが、こちらの『ロックオペラモーツァルト』は彼の妻・コンスタンツェが悪妻ではなく良妻として表現されていることやライバルのサリエリが出てくることで、天才ではあるが一人の人間として俯瞰的に彼を捉えることができた。

この『ロックオペラモーツァルト』は、礼真琴さん、舞空瞳さんのプレお披露目公演である。お二人共まだ学年が若いので、作品が持つロック調な音楽がお二人のフレッシュさを表していた。

また、礼真琴さんは以前から歌ダンス芝居三拍子揃った宝塚の「天才」であり、そこが若き「天才」モーツァルトと重なり、改めてこの作品がプレお披露目作品であることの巡り合わせをとても幸せに感じた。舞空瞳さんは、特に素晴らしいと思ったのがダンス。花組らしさを感じさせるスカート捌き、星組らしさを感じさせるアピール力。つくづく、私は個人的に花組と星組を経験している娘役さんを好きになる。

また、今回のカンパニーは、特に娘役さんに目立つ場面が多く、今後の新体制のショーがとても楽しみになった。アロイジア役の小桜ほのかさん、ナンネール役の桜庭舞さん。白妙なつさんや夢妃杏瑠さん。そして、コンスタンツェの母親役の音波みのりさんは、ヒロインから笑いを取る役までできて役の幅が広く、加えてフィナーレでは素晴らしいダンスで今後のショーがとても楽しみになった。

今回気になった楽曲は、「♪Place je passe」。作中で何回も歌われており、フレンチミュージカルがまた好きになった。